特集建設業の求人広告はココを見ろ! 2022.12.20

これから建設業界に飛び込もうと思っている方、また転職しようと考えておられる方は必見です!給与ばかりに目を向けていると痛い目にあってしまうかも?しっかり求人広告を見極め、いい転職活動をしてください!

今回は基本中の基本である『求人広告はここを見ろ』という事で説明してまいります!

お給料について

まずは一番気になる『お給料』ココを見ずに就職を決める方はまずいないと思います。

建設業ですので日給掲載が多い。掲載されている求人の7割が日給での掲載になる。

ただ日給が多い少ないだけで転職を決めると非常に危ない。

理由は二つ。

一つめ。日給が高ければそれだけきつい仕事になる。覚悟さえあれば問題はない。

二つめ。手当や賞与を確認しておかないと、結果、日給が高くて高収入だと思って入社したのに、そこより日給が安い所の方が年収ベースでは高くなる。という事もよくある。

待遇、賞与については金額はほとんど記載されていない事が多い。面接しっかりと確認をすべき点となる。

『聞きにくい』という事もあるだろうが、求職者の当然の権利です。『賞与とお手当含めると、概算では年収いくらぐらいになる予定でしょうか?』と確認しましょう

待遇について

一番重要なのは『休み』ではないでしょうか。求人掲載でもここの記載を変更すると反応がガラッと変わることが良くあります。

建設業なのでなかなか完全週休二日制というわけにはいきませんが、最近はそれでも月に数回土日休みや隔週での週休二日制を導入している企業も増えてきました。

しかし気をつけないといけないのは『必ずしも企業が決定した休みで休みが取れない可能性が高い』という事。建設業は請負契約で成り立っています。施主さんや施工会社の意向、工程の兼ね合い等によって休み返上で仕事をしなければならない場合があります。 ココは正直覚悟していただく必要があります。ただ振替休日がある場合、休日手当が出る場合もあります。そのあたりも面接でしっかり確認しましょう。

雇用形態について

これは建設業界ならではの気をつける点かとも思われます。他の業態ですと基本は『正社員』雇用か『アルバイト』『パート』などの非正規雇用形態となりますが、建設業界はさらに『請負契約』『常用』という場合があります。各雇用形態の特徴やメリット・デメリットについてはまた別の動画でしっかりと説明してまいりますが、ココの選択を間違えると大変な事になります。

まずは『安定して稼ぎたい』『福利厚生もしっかり欲しい』という事であれば正社員雇用を、『自分のペースで働きたい』『まずはお試しで勤務したい』ということならアルバイト等の非正規雇用、『とにかく収入を増やしたい』『手元にたくさんお金を入れたい』という事なら請負、常用を選択しましょう。詳しくはまたしっかりご説明してまいります。

その他注意点

求人広告はどうしてもスペースが限られており、載っている情報量が少ない事もあります。『ここ気になるな』という所があれば会社のホームページもぜひチェックして下さい。ホームページには会社の写真や作業の概要、社長さんの挨拶や会社の経歴、方針等も記載されておりますのでより具体的にイメージできると思います。

また社長さんの名前が分かればSNSもぜひチェックしてみましょう。仕事の雰囲気や働くスタッフなんかも確認できるかも知れません。

最後に・・・

ある程度、求人広告内で自分が気になる企業が数社見つかったなら、ぜひ全て面接に申し込んでみてください。一社で決め打ち必要は全くない、と私は思っています。建設業界、これだけ人材不足の時代です。ご自身に合う企業が必ずあります。もちろん希望に対して完璧にハマる企業はないと思いますが、『ここで働いてみたい』『ここで頑張りたい』という企業があると思いますので、貪欲に探してみてください。また面接時はぜひ色々聞きましょう!面接時の注意点等もまた別の記事でしっかりご説明していきます

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